医療機器は、レントゲンやCTなどの画像診断装置からメスやピンセット・手袋などの医療用品まで非常に幅広いです。その品種は、約30万種とも言われております。その多くが我々のような中小企業が製造を担っております。その一方で、国内の医療機器市場は約2.9兆円でありますが、半数以上は海外からの輸入製品に依存しております。高い技術力を保有している日本でありながら、海外製品に依存している業界が医療業界です。我々は、50年に亘り医療業界で培ってきた技術をもとに、一つでも多く日本の医療のニーズに合った製品を創り出すことが使命だと考えております。
創意工夫と技術鍛錬をもとに、お客様の思いをカタチに変える
戦後間もない1950年、ものづくりの町・東大阪市にて金属加工業者としてフジフレックスは創業いたしました（旧社名：富士鉄工（株））。その後1970年代に医療機器メーカーへと転身を図り、今では『医療用カート』『滅菌ケース』『手術器具』の3つの製品ラインアップを保有しております。創業当初より、お客様の願いをカタチに変えることを喜びとし、顧客第一で取り組んでおります。
3つの主要プロダクトラインである「医療用モニターカート」「滅菌ケース」「手術器具」について詳しくご説明します。
OUR PRODUCT01医療用モニターカート
現代の医療現場においては様々な医療装置が必要とされています。それらの医療装置をコンパクトに一括収載できる医療用カートは、治療を円滑に進めるために重要な役割を果たしています。
フジフレックスの医療用カートは、設計者の医療の知識と豊富な経験をもとに開発段階からお客様の製品づくりをお手伝いできることが強みで、他社製品に対しての優位性に繋がっています。
使う人にストレスを感じさせないスムーズな操作感や、作業の流れを考えた収納レイアウト、病院の景観を損なわないデザイン性、安全性、堅牢制…多面的にきめ細かい配慮がなされたカートは医療現場で高く評価され、多くの病院で採用されています。
OUR PRODUCT02滅菌ケース・キャリーケース
日本で初めて滅菌ケースのオーダーメイドシステムに取組んだのが、私達フジフレックスです。
「滅菌ケース」と言えばフジフレックスとお考えいただくほど医療業界で深く認知されています。
OUR PRODUCT03手術器具
整形外科の代表的な手術に、人工関節置換手術があります。1回の手術に使用する手術器具は、100点程と言われております。人工関節の形状・サイズまたは手技によって、さまざまな手術器具が必要となります。整形外科医の先生方、また販売会社様より新しいニーズが生まれます。その開発案件はあとをたちません。
当社は企画から設計開発・製造・販売までのワンストップサービスでご要望にお応えしております。
