アルマイト処理 アルミニウムは、軽くて乾燥性に優れているため滅菌ケースに適した素材です。しかし、ステンレス等と比べると脆弱で耐食性が高いとは言えません。お客様の滅菌ケースを長い間、丈夫にご使用いただくため、当社ではアルマイト処理(極酸化被膜処理)を施します。本来は無色透明ですが、処理中に染料に漬けることで着色することができます。ケースを用途別、内容別に識別するのに役立ちます。 関連画像 カラーアルマイト
シルク印刷 滅菌ケースにシルク印刷を施すことで、お客様の企業イメージ向上、ケースの識別、収納位置の判別、器具の使用手順などに効果的です。当社では安全で剥げ落ちにくいインキだけを厳選して使用しています。経験豊富な当社スタッフがご相談に応じ、使い易い滅菌ケースをご提供いたします。シルク印刷は、アルミ、ステンレス、樹脂にも印刷可能です。 関連画像 樹脂印刷
三価クロメート処理 三価クロメートとは、通常、亜鉛メッキ後の後処理として耐食性付与のため、三価クロムのクロメート(クロム酸塩)の薄い皮膜を付けることをいいます。当社のボンベラック(3.4Lタイプ)にも三価クロメート処理が施されています。
電解研磨処理 滅菌ケースに器具を固定するステンレス製の金具には、電解研磨の処理をしています。電解研磨とは、ステンレス製品を電解研磨溶液中に浸漬させながらプラス(陽極)側として電流を流し、電気化学的に溶解させ、平滑化及び鏡面化を施す処理方法です。ステンレス製品の表面の微細な凸凹は研磨されると同時に機械加工等による変質層も除去され、不動態皮膜が形成されて耐食性が向上します。また複雑な形状の製品のバリ取り等の研磨には、最も有効な処理方法です。
粉体塗装 粉体塗装とは、粉末状の粒子を塗料として用いる塗装方法です。粉体塗料は、有機溶剤を一切含まず、塗膜形成成分のみにて配合されている粉末状塗料です。粉体塗料は、低公害、環境対応塗料として最も期待されています。また防錆能力にも大変優れています。 当社の医療用モニターカートにも、この粉体塗装された部品が多く使われています。